3月23日の誕生花 スイートアリッサム
スイートアリッサム(Sweet Alyssum、学名:Lobularia maritima)は地中海沿岸原産でアブラナ科ロブラリア属(ニワナズナ属)の這性半耐寒性一年草で、無数の小さな4弁花が集まって地面を覆い、絨毯を敷き詰めたように見えます。花色には白や、赤、ピンク、紫等があります。アリッサム(Alyssum)や、学名のロブラリア(Lobularia)、日本の属名のニワナズナ(庭薺)や、ニオイナズナ(匂薺)とも呼ばれます。花に甘い香りが有り、白色の小花が集まって咲くことから、花壇の前列や縁取りに植えると春の風情を感じさせます。
花言葉
スイートアリッサムの花言葉は「仲直り」です。この花言葉は、無数の小花が互いに寄り添いながら一緒に咲く姿から、困難や誤解を乗り越えて再び絆を深める意味を象徴しています。また、その甘い香りは、和解の際の温かさや優しさを表現しています。
メッセージ
スイートアリッサムを贈るときのメッセージは、「過去のことは忘れて、また新たに始めましょう」です。花言葉の「仲直り」から、問題や誤解を解消し、改めて新たなスタートを切ることを願う意味が込められています。
名称
スイートアリッサムという名前は、花に甘い香りがあることが由来で、'Sweet'は英語で「甘い」を、'Alyssum'はラテン語の 'alyssos' からきており、「狂犬病から守る」という意味を持っています。これは、古代ギリシャ・ローマ時代に狂犬病の予防・治療に使われたとされることからつけられました。その他の名前、ニワナズナやニオイナズナは、庭に自生し、香りがあることからの命名です。
その他
スイートアリッサムは、その美しい花姿と香りから庭木としてだけでなく、グランドカバーや寄せ植えのバイプレイヤーとしても人気があります。また、その丈夫さと育てやすさから初心者でも容易に栽培が可能です。耐寒性がある一方で高温多湿に弱い性質があるため、夏は適度な遮光を行い、冬は寒風や強い霜から避ける管理が必要です。このように少し手間をかけることで、一年中美しい花を楽しむことができます。
3月の誕生花
3月の誕生花一覧
- 白木蓮(3月1日)
- アルメリア(3月2日)
- 桃(3月3日)
- 菜の花(3月4日)
- アネモネ(3月5日)
- 雛菊(デイジー)(3月6日)
- 二輪草(3月7日)
- チューリップ(赤)(3月8日)
- ストロベリーキャンドル(3月9日)
- スプレーカーネーション(3月10日)
- 君子蘭(3月11日)
- ワックスフラワー(3月12日)
- 金雀枝(3月13日)
- カモミール(3月14日)
- ビオラ(3月15日)
- レウィシア(3月16日)
- 山茱萸(3月17日)
- 花水木(3月18日)
- 薊(3月19日)
- スイートピー(3月20日)
- イカリソウ(3月21日)
- 雲間草(3月22日)
- スイートアリッサム(3月23日)
- 辛夷(3月24日)
- 花海棠(3月25日)
- 片栗(3月26日)
- カルセオラリア(3月27日)
- 槐(3月28日)
- 山吹(3月29日)
- セイヨウミザクラ(3月30日)
- ニゲラ(3月31日)