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3月18日の誕生花 ハナミズキ

3月18日の誕生花 ハナミズキ
ウィキペディアより

 ハナミズキ(花水木、学名:Cornus florida)は、ミズキ科ミズキ属ヤマボウシ亜属の落葉高木で、北米原産です。植物学における標準和名アメリカヤマボウシの別名でも知られています。リンネが記載した植物の一つで、特に春に美しい花を咲かせることで知られ、庭木や街路樹として人気です。花が日本のミズキよりも美しく目立つことからハナミズキと名付けられ、日本の近縁種のヤマボウシに似ていることからアメリカヤマボウシとも呼ばれます。

花言葉

 ハナミズキの花言葉は「おだやかな心」です。この花言葉は、ハナミズキの花が優美で、静かに広がる枝形から派生しています。ハナミズキは春に咲く花が美しく、その見た目の穏やかさから、心を落ち着けてくれるとされています。また、その花は長く咲くため、じっくりとその美しさを楽しむことができ、それが「おだやかな心」をイメージさせます。

メッセージ

 ハナミズキの花を贈るときのメッセージは「あなたと共に穏やかな時を過ごしたい」です。ハナミズキの花言葉「おだやかな心」から、贈る人が受け取る人と共に落ち着いた時間を過ごしたいという願いを込めたメッセージです。

名称

 ハナミズキの和名は、その美しく目立つ花と、ミズキ属に属することから名付けられました。また、アメリカヤマボウシの名は、アメリカ原産であり、日本の近縁種のヤマボウシに似ていることから来ています。英語では「犬の木」を意味する "dogwood" と呼ばれており、その木の堅さや、昔、その樹皮の煮汁がイヌの皮膚病治療に使用されたことが語源とされています。

その他

 ハナミズキは、日本に1912年にワシントンD.C.に贈ったサクラの返礼として贈られました。本来の花弁ではなく総苞片が観賞の対象となっており、そのため観賞期間も長く、秋の紅葉や赤熟した果実も楽しむことができます。また、自然に樹形が整う木であることから、街路樹、公園木のほか、個人庭園のシンボルツリー、景観木としても広く利用されています。

文化

 ハナミズキは、日本とアメリカの友情を象徴する植物とも言えます。日本がワシントンD.C.にサクラを贈ったのに対して、アメリカからはハナミズキが贈られました。そのため、この植物は日本とアメリカの友情や相互理解のシンボルとして重要な存在です。