3月の誕生花 桜
サクラ(桜、学名:Cerasus L.)は、バラ科サクラ属の落葉広葉の小から中高木で、ヒマラヤが原産です。春の訪れとともに、白または薄桃色の花を房状に咲かせます。花の形状は一重または八重で、短い軸から4~5個単位で咲きます。さらに、花が散る際には、空に舞う花びらが「サクラ吹雪」と呼ばれ、その美しさから日本全国で花見が行われます。
花言葉
サクラの花言葉は「高潔」です。この花言葉は、サクラが一斉に咲き誇り、そして潔く散っていくその姿からつけられました。春の訪れとともに咲くサクラの花は、その美しさとともに一瞬の華やかさを見せ、生命の儚さや流転を象徴しています。このようなサクラの姿から、「高潔」という花言葉が生まれ、純粋で高貴な心を持つことを表現しています。
メッセージ
サクラを贈るときのメッセージは、「あなたの高潔さに惹かれています」または「あなたの純粋さを尊敬しています」という意味を込めることができます。また、「あなたの変わらない美しさと高潔さを讃えます」という表現も可能です。
名称
サクラという名前は、野生種15種のほか、園芸品種数で300以上もあるサクラ属の総称です。サクラという言葉自体は、その花びらが儚く散る様子を「散る」の意味を持つ古語「咲くら(さくら)」からきています。
文化
サクラは日本文化に深く根ざしています。春の訪れを告げる象徴として、また、一瞬で散ってしまうその姿から人生の移ろいや儚さを表現する象徴として、古くから日本人に愛されてきました。また、アメリカにサクラの苗木が贈られ、それを記念してアメリカでは毎年4月に「さくら祭り」が開催されるなど、サクラは日本だけでなく世界にもその美しさを広めています。
その他
サクラは桜餅の葉包みや塩漬けの「桜湯」として飲まれるなど、食材としても利用されます。また、樹皮は生薬や木工芸品、染料に使われ、木材は茶筒に使用されるなど、様々な用途で活用されています。
3月の誕生花
3月の誕生花一覧
- 白木蓮(3月1日)
- アルメリア(3月2日)
- 桃(3月3日)
- 菜の花(3月4日)
- アネモネ(3月5日)
- 雛菊(デイジー)(3月6日)
- 二輪草(3月7日)
- チューリップ(赤)(3月8日)
- ストロベリーキャンドル(3月9日)
- スプレーカーネーション(3月10日)
- 君子蘭(3月11日)
- ワックスフラワー(3月12日)
- 金雀枝(3月13日)
- カモミール(3月14日)
- ビオラ(3月15日)
- レウィシア(3月16日)
- 山茱萸(3月17日)
- 花水木(3月18日)
- 薊(3月19日)
- スイートピー(3月20日)
- イカリソウ(3月21日)
- 雲間草(3月22日)
- スイートアリッサム(3月23日)
- 辛夷(3月24日)
- 花海棠(3月25日)
- 片栗(3月26日)
- カルセオラリア(3月27日)
- 槐(3月28日)
- 山吹(3月29日)
- セイヨウミザクラ(3月30日)
- ニゲラ(3月31日)