カレンダーをめくってみれば
~今日は何の日?~

3月9日 感謝の日

 3月9日は感謝の日。「父の日」「母の日」など身内に対する感謝の日はいくつかあるが、人生を重ねていく上で、色々な形で感謝したい人や出来事に出会う。そんな今までの人生で巡り合ったものに思いを寄せる日とするため、愛媛県の横山重子氏が制定し、日本記念日協会が認定した。

 日付は、サン(3)キュー(9)」の語呂合わせから、3月9日とした。

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 感謝は、人々が受け取った恩恵や支援、善意に対して心からの感謝やありがたさを表現する感情や態度を指します。感謝の感情は、私たちが他者からの優しさや愛情を受け取ったとき、または自分が望む結果や状況が実現したときに生じることが多いです。

 感謝することは、心理的にも身体的にも多くの利益をもたらすとされています。心理的には、感謝することでポジティブな感情が増加し、ストレスや不安が軽減される効果があります。また、他者との関係性を深めるための重要な要素ともなります。感謝の気持ちを持ち、それを表現することで、人々との絆や信頼関係を築くことができます。

 日常生活においても、小さなことから大きなことまで、感謝する対象は無限に存在します。例えば、家族や友人からの支援、食べ物を提供してくれる自然、働くことができる環境など、私たちの生活を支えてくれる多くの要素に対して感謝することができます。感謝の感情を持つことは、私たちの心を豊かにし、人生をより充実したものにするための鍵となることが多いです。

 感謝は、単に受け取った恩恵に対するリアクションとしてだけでなく、積極的な態度や行動としても表現されることがあります。例えば、他者に感謝の気持ちを伝えるための言葉やジェスチャー、恩返しとしての行動などがあります。このように、感謝は人々の心の中に根付いた普遍的な価値として、私たちの生活の中で大切にされているのです。