カレンダーをめくってみれば
~今日は何の日?~

6月10日 ローストビーフの日

 6月10日はローストビーフの日。世界的に名高い日本の和牛を使用したローストビーフの極上の美味しさを、国内にとどまらず海外にも広めていこうと、ローストビーフの通販 たわら屋が制定し、日本記念日協会が認定した。

 日付は、ロー(6)(10)」の語呂合わせワンランク上の贈り物として6月第3日曜日の「父の日」のプレゼントに最適との思いから、それに近い日ということで、6月10日とした。

ローストビーフの豆知識

ローストビーフの日
引用元:たわら屋

 ローストビーフはイギリス料理。

◆◆◆

 ローストビーフは、牛肉を丸ごとまたは大きな塊の状態でオーブンでじっくりと焼き上げる料理で、イギリス料理の代表的な一品です。その歴史は古く、古代ローマ時代に遡るとされており、イギリスに駐留していたローマ軍が焚き火で牛肉を焼いて食べたことが始まりだと伝えられています。

 伝統的にイギリスでは日曜日の昼食としてサンデーローストが楽しまれ、そのメインディッシュとしてローストビーフが挙げられます。このとき、ヨークシャー・プディングやグレイビーソース、ホースラディッシュなどの薬味とともに供されるのが一般的です。また、残り物のローストビーフは翌日の晩ご飯に冷たいまま、またはサンドイッチやハッシュドビーフとして再利用されることもあります。

 ローストビーフに適した牛肉の部位としては、赤身が多く脂身が少ないモモ肉がよく使用されます。そのほか、サーロインやランプなど、赤身と脂身のバランスが良い部位も人気です。特にサーロインは最高級の部位とされ、赤身と脂身のバランスが絶妙で、ステーキ用にも使用されますが、ローストビーフにも適しています。

 ローストビーフの調理方法は、肉の中心部分をほんのりと赤みが残る程度に焼き上げるのが理想とされています。これにより、肉の旨味とジューシーさを最大限に引き出すことができます。また、焼きあがった後は薄くスライスして供されるのが一般的です。

 ローストビーフは、そのシンプルながらも豊かな味わいで多くの人々に愛され続けている料理です。長い歴史の中で培われた伝統的な調理法と、現代の家庭でも楽しめるアレンジの可能性を兼ね備えており、特別な日の食卓を彩るだけでなく、日常的にも楽しめる料理として親しまれています。

記念日とかいろいろ