カレンダーをめくってみれば
~今日は何の日?~

毎月30日 サワーの日

 毎月30日はサワーの日。甲類焼酎を炭酸で割って飲む「サワー」をもっと多くの人に楽しんでもらい、サワー市場全体を盛り上げようと、京都府の宝酒造株式会社が制定し、日本記念日協会が認定した。

 日付は、一年を通じて月末に同僚や友人、家族と一緒に「サワー」を飲んで絆を深めてほしいという思いと、(3)(輪(0))ー」と読む語呂合わせから、毎月30日とした。

◆◆◆

 「サワー」とは、英語の「sour」(酸味のある、酸っぱい)から派生した名称で、スピリッツに柑橘類の酸味ある果汁と砂糖など甘みの成分を加えたカクテルの一種です。日本では、この飲み物にソーダを加えたものを特に「サワー」と呼びます。居酒屋などでは「チューハイ」と同義で用いられることが一般的で、両方の名前で知られている飲み物です。

起源

 サワーの起源は、1960年代初旬の東京都目黒区にあったもつ焼きの店「ばん」にさかのぼります。当時、居酒屋での主流は日本酒や焼酎でしたが、焼酎にレモン汁を絞り入れ、炭酸で割る方法が「ばん」で生まれました。名前の起源については、当時の名称として「炭酎」、「酎炭」、「焼酎ハイボール」などがあったが、呼びづらいため、「ばん」の店長と常連客が「サワー」と名づけました。その後、1980年にハイサワーが発売され、サワーの名前が日本中に広まりました。

 関東など東日本では「サワー」の呼称が一般的である一方で、関西など西日本では主に「チューハイ」と呼ばれることが多く、地域によって呼び名が異なることも特徴です。この飲み物は、酸味と甘みが絶妙に組み合わさった爽やかな味わいで、多くの人々に親しまれています。飲みやすさとおいしさが絶妙に組み合わさっており、今日でも多くの居酒屋やバーで提供されている。

記念日とかいろいろ

お酒の記念日