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7月7日の誕生石　スター・ローズ・クォーツ

　スターローズクォーツは、ローズクォーツの一種で、特徴的なスター効果を示すクォーツです。その名の通り、やさしいピンク色を持ち、内部に微細なルチル（金紅石）の針状結晶が含まれています。このルチルが反射した光が干渉し、美しい星状の模様を作り出すのです。その発色の元となる微量のマンガン、鉄、チタンが含まれており、透明なものは稀で通常は半透明です。主な産地としてはブラジルが挙げられます。

石言葉

　スターローズクォーツの石言葉は「逢瀬」です。恋人たちが密やかに会う「逢瀬」は、その秘密の時間を通じて愛情が深まるとされ、スターローズクォーツが愛と美を象徴する石であることと相まって、この石言葉が与えられています。また、この石が放つ微細な光は、二人の間に結ばれる微妙な絆を象徴し、互いへの愛を深める力があるとされています。

パワーストーンの効果

　スターローズクォーツは愛と平和を象徴するパワーストーンとされています。その柔らかな愛のエネルギーで持つ人を柔らかな波動で包み込み、感情面での安定を促します。また、真実の愛と美的感覚に目覚める力があり、持つ人に深い内面の豊かさと心地よい安心感を提供します。母性的なエネルギーで愛を育み、心を癒す効果も伝えられています。

歴史

　ローズクォーツは古代から愛の象徴とされてきました。特にギリシャとローマの神話では、愛と美の女神アフロディーテ（またはローマ神話のヴィーナス）に関連付けられています。彼女が恋人を助けるために血を流したとき、その血がクォーツに染み込んでピンク色のローズクォーツが生まれたという伝説があります。スター効果を持つスターローズクォーツはさらに特別で、星が現れることで神聖な愛の象徴とされてきました。

伝承

　スターローズクォーツは、その美しいスター効果から愛と魅力を象徴する力があると信じられてきました。恋人たちが愛を深め、パートナーシップを強化するための象徴として、また愛情を育む母性的なエネルギーを持つとされ、優しさと慈愛の石とも伝えられています。

その他

　スターローズクォーツの化学式はSiO₂で、主にケイ酸と酸素から成り立っています。和名では「薔薇水晶」と呼ばれています。その優しいピンク色は、女性に特に人気があり、その美しさと、愛と美を象徴する力から「愛と美の女神アフロディーテの石」とも呼ばれています。