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7月の誕生石 ルビー

7月の誕生石 ルビー
ウィキペディアより

 ルビーは赤色を持つコランダムという鉱物の一種で、ラテン語の「ルベウス」に由来する名前はその赤色を表しています。色の範囲は赤紫色から朱赤色までありますが、最も価値のあるルビーは「ピジョンブラッド」と呼ばれ、鳩の血のような深い透明な赤色を持つものとされています。ルビーの化学式はAl2O3で、アルミニウムと酸素から成り立っています。

石言葉

 ルビーの石言葉は「情熱」、「仁愛」、「威厳」で、これらはルビーが持つ激しい赤色から引き出された意味です。これは炎を象徴する色であり、燃え上がるような情熱と深い愛を表します。また、ルビーは威厳を保つ力を持つとされ、その力は持つ人の権威や人間関係に影響を及ぼすと言われています。このように、ルビーの石言葉は持つ人の情熱や愛、威厳を象徴し、それらを引き立てる力があるとされています。

パワーストーンの効果

 ルビーは人の情熱をかき立て、愛への疑念を払う力があるとされており、恋愛に前向きになったり、積極的になると言われています。その色は血を思い起こさせ、毒薬やコレラから身を守り、血や熱に対して効果があるとされてきました。また、ルビーは嫉妬を払い、持つ人の威厳を保つ力を持つとされています。そのため、ルビーはパワーストーンとして、情熱を高め、愛を深め、身を守り、威厳を保つという様々な効果を持つと言われています。

歴史

 ルビーは古代から珍重されてきた宝石であり、その存在はヒンズー教の伝説にも登場します。伝説によると、あるマハラジャの婦人が嫉妬深い宮廷人によって刺し殺され、その血がダイヤモンドの上に落ちたとき、最初のルビーが生まれたとされています。また、ルビーはギリシャ・ローマ時代から魔除けや長寿の護符、また秘薬として珍重されてきました。さらに、ルビーは世界各国で7月の誕生石に選ばれています。

伝承

 ルビーの語源はラテン語の「ルバー」で、これは「赤」を意味します。また、ルビーは真っ赤な色が太陽のシンボルカラーともされており、燃え盛る炎のような情熱的で官能的な強い個性を象徴しています。

その他

 ルビーはその色の濃淡や透明度によって様々な呼び名があります。最も価値が高いとされる「ピジョンブラッド」の他にも、スリランカやベトナムなどで産出される「チェリーピンク」と呼ばれるルビーも存在します。これはピンクに近い愛らしい色で人気があります。さらに、ルビーは魔除けや長寿の護符、また秘薬としても珍重された歴史を持つ、宝石の中でも屈指のパワーストーンです。