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7月20日の誕生石 アクアマリン・キャッツアイ

7月20日の誕生石 アクアマリン・キャッツアイ

 アクアマリン・キャッツアイは、非常に稀少で貴重なパワーストーンです。アクアマリン自体はベリル(緑柱石)の一種で、その色は淡い青色から深い青色までの海水青色が特徴的です。しかし、アクアマリンの中でも特に貴重なものが、この「キャッツアイ」です。アクアマリンの内部のチューブ状の液体内包物が平行に存在する場所に光が当たると、石から特有のシャトヤンシー効果、いわゆるキャッツアイ効果が現れるのです。

石言葉

 アクアマリン・キャッツアイの石言葉は「光明」です。この言葉は、まさにこの石の持つ独特な輝き、キャッツアイ効果を象徴しています。また、この言葉は、持つ人に明るい未来、成功や希望への道を示すという意味も持っています。人生の闇に立ち向かい、常に前向きな視点を保つ力を、この石は与えてくれるのです。

パワーストーンの効果

 アクアマリン・キャッツアイは、その美しい海のような色から、「富・健康・幸福」の象徴とされています。また、その特有のキャッツアイ効果は、邪悪な力から身を守り、人生をより良い方向に導くお守りとなります。特に、この石は愛を深め、復活させるスピリチュアルストーンとされ、愛する二人の心を海のような穏やかさと寛容さで包み、お互いの愛をより深いものへと導くと伝えられています。

歴史

 アクアマリンは、古代から人々に愛されてきた石で、古代ローマの漁夫たちは海難防止と「豊漁の石」としてお守りにし、職人たちは指輪やイヤリングなどの装飾品を作りました。さらに遠くエジプト王家の墓からも出土されており、その歴史の長さと人々に愛されてきたことを物語っています。

伝承

 アクアマリンの名称は、ラテン語で水の意味のaquaと海の意味のmarinusに由来します。古代の神話では、「海底の美しい海の精の宝物が、浜辺に打ち上げられて宝石になった」とされています。この伝承は、アクアマリン・キャッツアイの美しい海の色と、その輝きが生み出す神秘的な雰囲気を象徴しています。

その他

 アクアマリン・キャッツアイの和名は「藍玉」と呼ばれ、その化学式は Be3Al2(SiO3)6です。この石のモース硬度は7.5~8と比較的高く、その強度と美しさ、そしてキャッツアイ効果の希少性から非常に高い価値があります。