7月4日の誕生石 スター・ダイオプサイト
スターダイオプサイト、別名ブラックスターは、特徴的な4条のスター効果(アステリズム効果)を持つダイオプサイトの一種です。この石は、黒から黒に近い濃緑色をしており、その色合いがスター効果をより一層際立たせています。一般的なダイオプサイトとは異なり、この石はカボションカット(丸みを帯びたカット)されることが多いです。これにより、石の内部で反射する光が星型に見える特性を引き立てます。
石言葉
スターダイオプサイトの石言葉は「幸運への道しるべ」です。この石言葉は、その特有のスター効果から派生しています。スター効果が4つの道筋を作り出すことから、それが持つ者に最善の道を示し、幸運へと導くと解釈されます。石自体が未来への道標となり、必要な時に正しい方向を示すとされています。
パワーストーンの効果
スターダイオプサイトは、理性と知識を表す鉱物とされています。混乱しやすい感情を鎮め、持つ者が冷静かつ理性的な意識を保てるよう導くとされています。また、新たなステージへ進む原動力を与え、積極性や決断力を育むとも言われています。
歴史
ダイオプサイトは19世紀にロシアで初めて発見されました。スター効果を持つ石は、特に希少であり、それが理由で高く評価されています。しかし、スターダイオプサイトの詳細な歴史や起源についての記録は少なく、現在でもその謎は解き明かされていません。
伝承
古代から存在するとされるこの石には、特別な伝承があります。ダイオプサイトは理性と知識の石として、感情の混乱を鎮め、冷静な判断を促す力があるとされています。また、石の中に見えるスター効果が持つ者に道を示し、幸運をもたらすという信仰があります。
その他
スターダイオプサイトの化学式は(CaMgSi2O6)で、珪酸カルシウムマグネシウムという化合物から成り立っています。この石はモース硬度が6と比較的硬い部類に入りますが、デリケートなスター効果を保つためには丁寧な取り扱いが必要です。
語源
ダイオプサイトの名前は、ギリシャ語の「di」と「opsis」から来ており、「二つの外観」を意味します。これは、ダイオプサイトが特異な二重屈折率を持つこと、そしてスターダイオプサイトの場合は、そのスター効果を指すと考えられています。
7月の誕生石
7月の誕生石一覧
- アクアマリン(7月1日)
- バリスサイト(7月2日)
- ロック・クリスタル(7月3日)
- スター・ダイオプサイド(7月4日)
- プラチナ(7月5日)
- オプシディアン(インディアンの涙)(7月6日)
- スター・ローズ・クォーツ(7月7日)
- ミルキー・オパール(7月8日)
- デーパー・バゲッド・カット・ダイヤモンド(7月9日)
- カリフォルニアン・アイリス(7月10日)
- 半円真珠(7月11日)
- ビキシバイト(7月12日)
- クリソベリル結晶(7月13日)
- スリーカラー・フルオーライト(7月14日)
- 仏像真珠(7月15日)
- アジュライト(7月16日)
- 砂金(7月17日)
- レインボー・ムーンストーン(7月18日)
- ロードクロサイト(透明)(7月19日)
- アクアマリン・キャッツアイ(7月20日)
- モス・アゲート(7月21日)
- 黒勾玉(7月22日)
- ウォーターメロン・トルマリン(7月23日)
- 犬の歯形の真珠(7月24日)
- シェル(貝)(7月25日)
- 枝珊瑚(7月26日)
- メレー・ダイヤモンド(7月27日)
- 涙型液体インクルージョン内包赤色スピネル(7月28日)
- ブラック・オパール(7月29日)
- ヘリオドール(7月30日)
- レッド・ジルコン(7月31日)