7月16日の誕生石 アジュライト
アズライトは、鮮やかな青色を特徴とする銅鉱石の一種で、その名前はアラビア語で「青色」を意味する「azul」から来ています。その色は青空を思わせ、同時に深海のように神秘的でもあります。結晶は一般的に小さく、しばしば緑色のマラカイトと共に見られます。一方向から完全に割れる性質を持つため、その取り扱いには注意が必要です。
石言葉
アズライトの石言葉は「瞑想力」です。この石言葉はアズライトが鮮やかな青色を持つことから、空や海といった自然界の静謐さや広大さを連想させ、内面へと向かう瞑想力を象徴しています。静寂の中で深い思索を行い、真理を探求する力を育むとされています。
パワーストーンの効果
アズライトは心を落ち着かせ、ストレスを和らげる効果があるとされています。また、直観力や予知能力を高めるとも言われ、創造性を引き出す助けとなることから、アーティストやデザイナーなどクリエイティブな仕事に従事する人々に特に推奨されています。アズライトは霊的能力を高め、肉体と精神の浄化を促すとされ、深い瞑想によって自己理解を深める手助けをします。
歴史
アズライトは古代から存在し、その美しい色彩から多くの文明で価値を見出されてきました。紀元前15世紀頃からエジプト、ギリシャ、マヤなどの古代文明で神聖視され、祈祷や予言の際によく使われていました。また、岩絵具の紺青色として使用され、アートの世界でもその価値が認識されていました。
伝承
古代の人々はアズライトの美しい青色から神聖な力を感じ取り、祈祷や予言の儀式でよく使用されていました。また、アズライトが精神的な視野を広げ、霊的な理解を深めるという伝承があり、これは今日でもパワーストーンとしてのアズライトの効果として引き継がれています。
その他
アズライトの化学式はCu3(CO3)2(OH)2で、和名は藍銅鉱と呼ばれています。マラカイトと混合して産出されることが多く、この混合物はアズロマラカイト(アジュールマラカイト)とも呼ばれています。また、フランスのチェシー産のアズライトは特に「チェシーライト」とも呼ばれています。アズライトのモース硬度は3.5~4で、比較的軟らかい部類に入ります。
7月の誕生石
7月の誕生石一覧
- アクアマリン(7月1日)
- バリスサイト(7月2日)
- ロック・クリスタル(7月3日)
- スター・ダイオプサイド(7月4日)
- プラチナ(7月5日)
- オプシディアン(インディアンの涙)(7月6日)
- スター・ローズ・クォーツ(7月7日)
- ミルキー・オパール(7月8日)
- デーパー・バゲッド・カット・ダイヤモンド(7月9日)
- カリフォルニアン・アイリス(7月10日)
- 半円真珠(7月11日)
- ビキシバイト(7月12日)
- クリソベリル結晶(7月13日)
- スリーカラー・フルオーライト(7月14日)
- 仏像真珠(7月15日)
- アジュライト(7月16日)
- 砂金(7月17日)
- レインボー・ムーンストーン(7月18日)
- ロードクロサイト(透明)(7月19日)
- アクアマリン・キャッツアイ(7月20日)
- モス・アゲート(7月21日)
- 黒勾玉(7月22日)
- ウォーターメロン・トルマリン(7月23日)
- 犬の歯形の真珠(7月24日)
- シェル(貝)(7月25日)
- 枝珊瑚(7月26日)
- メレー・ダイヤモンド(7月27日)
- 涙型液体インクルージョン内包赤色スピネル(7月28日)
- ブラック・オパール(7月29日)
- ヘリオドール(7月30日)
- レッド・ジルコン(7月31日)