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7月9日の誕生石 デーパー・バゲッド・カット・ダイヤモンド

7月9日の誕生石 デーパー・バゲッド・カット・ダイヤモンド

 テーパーバゲットカット・ダイヤモンドは、一端が他の端より細く、一方が幅広い台形形状のダイヤモンドのことを指します。その名前の「テーパー」は細くなるという意味で、「バゲット」はフレンチブレッドを意味するフランス語で、これらの言葉がその特徴的な形状を表しています。通常、テーパーバゲットカットのダイヤモンドはメインの宝石を引き立てるサイドストーンとして使われ、その端正なフォルムはエレガントなジュエリーデザインによく採用されます。

石言葉

 テーパーバゲットカット・ダイヤモンドの石言葉は「不屈の信念」です。ダイヤモンドが世界で最も硬い天然物質であることから、この石言葉はダイヤモンドそのものの強さと永遠性を象徴しています。「不屈の信念」という言葉は、困難を乗り越える強さ、物事を成し遂げるための決意、そして持ち主の心が常に固く、揺るぎないことを表しています。

パワーストーンの効果

 ダイヤモンドは「最強のパワーストーン」とされ、精神的・肉体的な力を高める効果があるとされています。また、「成功」「勝利」の象徴ともされています。特に、テーパーバゲットカットのダイヤモンドは、エネルギーを集中させ、目標に向かって直線的に進む力を持つと信じられています。そのため、ビジネスや学問などで成功を目指す人に推奨されることがあります。

歴史

 ダイヤモンドは古代から人々に愛されてきました。紀元前4世紀には既にインドで採掘され、その美しさと強さから神聖視されていました。中世ヨーロッパでは、ダイヤモンドは王族や貴族だけが所有することが許される宝石で、権力と地位の象徴とされていました。テーパーバゲットカットは、20世紀初頭のアールデコ時代に流行し、特に結婚指輪のサイドストーンとして用いられるようになりました。

伝承

 ダイヤモンドは「無敵の力」を持つと伝えられ、持ち主に無敵の力を与えるとされています。古代ローマの兵士たちは、ダイヤモンドがその強さを彼らに授けると信じ、戦場で身に着けていました。また、ダイヤモンドは邪気を払う力があると信じられ、邪気から身を守るお守りとしても使われてきました。

その他

 ダイヤモンドの化学式はCで、炭素原子のみで構成されています。和名では「金剛石」と呼ばれます。ダイヤモンドはモース硬度10と最も硬い鉱物で、そのため加工には特別な技術が必要です。その一方で、その美しさからプレシャス・ストーン(貴重な宝石)として扱われ、ジュエリーなどに広く使用されています。