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7月6日の誕生石 オブシディアン(インディアンの涙)

7月6日の誕生石 オブシディアン(インディアンの涙)
ウィキペディアより

 オブシディアン、特に「アパッチの涙」と呼ばれるものは、アメリカのアリゾナ州やニューメキシコ州で産出する天然ガラスの一種で、名前の由来はその形状が涙滴を思わせることから来ています。黒色が主で、一部透明性を持つことから深みと神秘性を感じさせ、その鋭利な断面は古代の人々によって矢尻や刃物の素材として利用されてきました。

石言葉

 オブシディアン、特に「アパッチの涙」の石言葉は「摩訶不思議」です。アパッチ族が自由と誇りを守るための戦いで流した涙の形をしたこの石は、彼らの闘志と悲劇を象徴し、同時にその神秘的な力が「摩訶不思議」という言葉に表されています。オブシディアンは内面を映し出す鏡ともされ、心の深淵を探る力があるとされています。そのため、この石を持つことは自己理解と内面の成長を促すとも言われています。

パワーストーンの効果

 オブシディアンは心のバランスを保つ力があると言われています。特に「アパッチの涙」は希望と勇気を与え、困難を乗り越える積極性を引き出す力があるとされています。また、その深い黒色は魔除けの力を持ち、人間関係によるトラブルから保護してくれるとも言われています。

歴史

 オブシディアンは古代から様々な用途で利用されてきました。その鋭利な断面は矢尻や刃物の素材として重宝され、特にアメリカ先住民族にとっては重要な生活用具でした。また、メキシコのアステカ文明では祭祀の道具としても利用されていたと伝えられています。

伝承

 オブシディアン、特に「アパッチの涙」には深い伝承があります。アパッチ族が自由と誇りを守るために流した涙が石になったという話が伝えられています。彼らの闘志と悲劇がこの石に宿っているとされ、それが持つ力は人間の内面を映し出し、心の成長を促すと言われています。

その他

 オブシディアンの化学式はSiO2で、主にケイ酸と水から成ります。和名は「黒曜石」で、その名前はその黒く光沢のある外観から来ています。