7月6日の誕生石 オブシディアン(インディアンの涙)
オブシディアン、特に「アパッチの涙」と呼ばれるものは、アメリカのアリゾナ州やニューメキシコ州で産出する天然ガラスの一種で、名前の由来はその形状が涙滴を思わせることから来ています。黒色が主で、一部透明性を持つことから深みと神秘性を感じさせ、その鋭利な断面は古代の人々によって矢尻や刃物の素材として利用されてきました。
石言葉
オブシディアン、特に「アパッチの涙」の石言葉は「摩訶不思議」です。アパッチ族が自由と誇りを守るための戦いで流した涙の形をしたこの石は、彼らの闘志と悲劇を象徴し、同時にその神秘的な力が「摩訶不思議」という言葉に表されています。オブシディアンは内面を映し出す鏡ともされ、心の深淵を探る力があるとされています。そのため、この石を持つことは自己理解と内面の成長を促すとも言われています。
パワーストーンの効果
オブシディアンは心のバランスを保つ力があると言われています。特に「アパッチの涙」は希望と勇気を与え、困難を乗り越える積極性を引き出す力があるとされています。また、その深い黒色は魔除けの力を持ち、人間関係によるトラブルから保護してくれるとも言われています。
歴史
オブシディアンは古代から様々な用途で利用されてきました。その鋭利な断面は矢尻や刃物の素材として重宝され、特にアメリカ先住民族にとっては重要な生活用具でした。また、メキシコのアステカ文明では祭祀の道具としても利用されていたと伝えられています。
伝承
オブシディアン、特に「アパッチの涙」には深い伝承があります。アパッチ族が自由と誇りを守るために流した涙が石になったという話が伝えられています。彼らの闘志と悲劇がこの石に宿っているとされ、それが持つ力は人間の内面を映し出し、心の成長を促すと言われています。
その他
オブシディアンの化学式はSiO2で、主にケイ酸と水から成ります。和名は「黒曜石」で、その名前はその黒く光沢のある外観から来ています。
7月の誕生石
7月の誕生石一覧
- アクアマリン(7月1日)
- バリスサイト(7月2日)
- ロック・クリスタル(7月3日)
- スター・ダイオプサイド(7月4日)
- プラチナ(7月5日)
- オプシディアン(インディアンの涙)(7月6日)
- スター・ローズ・クォーツ(7月7日)
- ミルキー・オパール(7月8日)
- デーパー・バゲッド・カット・ダイヤモンド(7月9日)
- カリフォルニアン・アイリス(7月10日)
- 半円真珠(7月11日)
- ビキシバイト(7月12日)
- クリソベリル結晶(7月13日)
- スリーカラー・フルオーライト(7月14日)
- 仏像真珠(7月15日)
- アジュライト(7月16日)
- 砂金(7月17日)
- レインボー・ムーンストーン(7月18日)
- ロードクロサイト(透明)(7月19日)
- アクアマリン・キャッツアイ(7月20日)
- モス・アゲート(7月21日)
- 黒勾玉(7月22日)
- ウォーターメロン・トルマリン(7月23日)
- 犬の歯形の真珠(7月24日)
- シェル(貝)(7月25日)
- 枝珊瑚(7月26日)
- メレー・ダイヤモンド(7月27日)
- 涙型液体インクルージョン内包赤色スピネル(7月28日)
- ブラック・オパール(7月29日)
- ヘリオドール(7月30日)
- レッド・ジルコン(7月31日)