7月30日の誕生石 ヘリオドール
ヘリオドールは、ギリシア語で「太陽の贈り物」を意味し、その名の通りに太陽を思わせるような黄金色に輝く美しい宝石です。これはベリル鉱物の一種で、微量に含まれる鉄元素によって、独特な薄黄色から黄緑色へと色づきます。その色合いは深みと暖かさを併せ持ち、見る者を引きつける魅力があります。
色や特徴
ヘリオドールの特徴的な黄金色は、微量に含まれる鉄元素によって引き出されます。透明度と光沢が非常に高いことが特徴で、その美しい輝きは見る者を引きつけます。色調は薄黄色から黄緑色、その濃さは個体によって異なりますが、色の濃いものほど価値が高くなります。硬度は7.5から8と、装飾品としての耐久性も十分です。
石言葉
ヘリオドールの石言葉は「高い精神性」です。これはヘリオドールが持つ黄金色の輝きと、それが太陽の力を象徴することから由来しています。太陽は古代から生命力や神聖な力の象徴とされており、それを宿すヘリオドールは精神の高揚や、純粋で高い精神性を象徴します。また、持つ人に希望をもたらし、その心を明るく照らす力があるとされています。
パワーストーンの効果
パワーストーンとしてのヘリオドールは、特に創造力や希望を象徴します。芸術的なセンスを高め、新しいアイデアや解決策を見つけ出す力を引き出すと言われています。また、恋愛面においても効果があり、自分と気の合うパートナーとの出会いを運んでくれると信じられています。それらの力は「太陽の贈り物」という名前からも感じられる、神聖で強力なエネルギーを象徴しています。
歴史
ヘリオドールは、その特異な色彩から古代から高く評価されてきました。古代ギリシャでは「太陽の贈り物」として神々への奉納品ともされ、神聖視されていました。その後も、ヨーロッパの王侯貴族たちによって好んで使われ、権力と富を象徴する宝石とされました。
伝承
ヘリオドールは古代より太陽を象徴する石とされ、その力を持つと信じられてきました。そのため、持つ人に活力と勇気を与え、前向きな心持ちを育むといわれています。また、黄金色の輝きから財運を呼び込む力があるとも伝えられています。
その他
ヘリオドールは和名で「緑柱石」、または「イエローベリル」「ゴールデンベリル」とも呼ばれます。化学式はBe3Al2(SiO3)6で、ベリリウムとアルミニウムから成る珪酸塩鉱物です。
7月の誕生石
7月の誕生石一覧
- アクアマリン(7月1日)
- バリスサイト(7月2日)
- ロック・クリスタル(7月3日)
- スター・ダイオプサイド(7月4日)
- プラチナ(7月5日)
- オプシディアン(インディアンの涙)(7月6日)
- スター・ローズ・クォーツ(7月7日)
- ミルキー・オパール(7月8日)
- デーパー・バゲッド・カット・ダイヤモンド(7月9日)
- カリフォルニアン・アイリス(7月10日)
- 半円真珠(7月11日)
- ビキシバイト(7月12日)
- クリソベリル結晶(7月13日)
- スリーカラー・フルオーライト(7月14日)
- 仏像真珠(7月15日)
- アジュライト(7月16日)
- 砂金(7月17日)
- レインボー・ムーンストーン(7月18日)
- ロードクロサイト(透明)(7月19日)
- アクアマリン・キャッツアイ(7月20日)
- モス・アゲート(7月21日)
- 黒勾玉(7月22日)
- ウォーターメロン・トルマリン(7月23日)
- 犬の歯形の真珠(7月24日)
- シェル(貝)(7月25日)
- 枝珊瑚(7月26日)
- メレー・ダイヤモンド(7月27日)
- 涙型液体インクルージョン内包赤色スピネル(7月28日)
- ブラック・オパール(7月29日)
- ヘリオドール(7月30日)
- レッド・ジルコン(7月31日)