7月18日の誕生石 レインボー・ムーンストーン
レインボームーンストーンは、その名の通り、虹色に輝くムーンストーンの一種です。無色や白色、そして半透明の特徴を持つこの石は、フェルドスパー(長石)の仲間で、薄い膜のように結晶化することで光の回折が起こり、特有のシラー効果を表します。この光の効果により、石はまるで月光を放つかのように見え、その美しい見た目から「ムーンストーン(月長石)」と名付けられました。特に、レインボームーンストーンは、オレンジやイエロー、グリーンといった色を持つ石を指します。
石言葉
レインボームーンストーンの石言葉は「密会」です。この石言葉は、ムーンストーンの持つ神秘的な輝きが秘密の出会いや、予期せぬ素敵な出来事を引き寄せるという意味を持ちます。また、その独特な光の輝きは、自身の内面に秘めた可能性や力を引き出すとされ、石言葉「密会」は、その未知なる力との出会いをも意味します。
パワーストーンの効果
レインボームーンストーンは、その持ち主にさまざまな効果をもたらすとされています。恋人にこの石を贈ると、愛情がより深まると言われています。また、旅のお守りとして、事故や災難から身を守り、人生の旅路を明るく照らす力があるとされています。さらに、生理痛や不妊の改善、難産からの保護といった女性に関する問題に対するサポートも提供します。そして最も特筆すべきは、その虹色の輝きが幸運を引き寄せ、運気を上げる力があるとされていることです。特に大会や試合などで良い結果を求める時に身に着けると良いとされています。
歴史
ムーンストーンは古代から人々に愛されてきた宝石で、多くの文化で月と結びつけられ、神秘的な力を持つとされてきました。古代ローマ人はムーンストーンに月神ディアナの象徴を見ていました。また、インドでは聖なる石とされ、愛と希望の象徴とされてきました。その中でも、特に色彩豊かなレインボームーンストーンは、虹の神秘的な美しさと月の静寂な力を併せ持つとされ、多くの人々から特別な石として扱われてきました。
伝承
レインボームーンストーンは、その神秘的な輝きから多くの伝承を生み出してきました。虹の色を持つこの石は、神々が地上に降り立つ際の橋とされ、その持ち主に神々の祝福と保護をもたらすとされています。また、月の石としてのムーンストーンの特性から、新月の時にこの石を持つと、未来の予知ができるとも伝えられています。
その他
レインボームーンストーンの和名は「月長石」で、その化学式はKAlSi3O8(カリウム長石)です。この石のモース硬度は6で、比較的硬い部類に入ります。これらの特性から、レインボームーンストーンはジュエリーとしての利用が一般的で、その美しさとパワーストーンとしての効果から、多くの人々に愛され続けています。
7月の誕生石
7月の誕生石一覧
- アクアマリン(7月1日)
- バリスサイト(7月2日)
- ロック・クリスタル(7月3日)
- スター・ダイオプサイド(7月4日)
- プラチナ(7月5日)
- オプシディアン(インディアンの涙)(7月6日)
- スター・ローズ・クォーツ(7月7日)
- ミルキー・オパール(7月8日)
- デーパー・バゲッド・カット・ダイヤモンド(7月9日)
- カリフォルニアン・アイリス(7月10日)
- 半円真珠(7月11日)
- ビキシバイト(7月12日)
- クリソベリル結晶(7月13日)
- スリーカラー・フルオーライト(7月14日)
- 仏像真珠(7月15日)
- アジュライト(7月16日)
- 砂金(7月17日)
- レインボー・ムーンストーン(7月18日)
- ロードクロサイト(透明)(7月19日)
- アクアマリン・キャッツアイ(7月20日)
- モス・アゲート(7月21日)
- 黒勾玉(7月22日)
- ウォーターメロン・トルマリン(7月23日)
- 犬の歯形の真珠(7月24日)
- シェル(貝)(7月25日)
- 枝珊瑚(7月26日)
- メレー・ダイヤモンド(7月27日)
- 涙型液体インクルージョン内包赤色スピネル(7月28日)
- ブラック・オパール(7月29日)
- ヘリオドール(7月30日)
- レッド・ジルコン(7月31日)