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7月23日の誕生石 ウォーターメロン・トルマリン

7月23日の誕生石 ウォーターメロン・トルマリン

 ウォーターメロン・トルマリンはその名の通り、スイカのような色彩を持つトルマリンの一種です。その美しい色彩は、石を輪切りにしたときに見られ、緑、白、ピンク、赤といった色が同心円状に配列されています。これはトルマリン特有の累帯構造を示しており、特に外側がグリーンのヴェルデライト(ベルデライト、グリーントルマリン)、内側がピンク~赤のルベライト(ピンクトルマリン)のものは、スイカのような色合いをしています。

石言葉

 ウォーターメロン・トルマリンの石言葉は「重なる幸せ」です。この石言葉は、その色の重なりがもたらす調和と、それぞれの色が象徴するエネルギー(緑は安定と成長、ピンクは愛情と感情)を組み合わせたものとされています。つまり、ウォーターメロン・トルマリンは、それぞれの色の力が重なり合うことで幸せをもたらすという意味を持ちます。

パワーストーンの効果

 ウォーターメロン・トルマリンは、緊張を和らげ、心に平和と安定をもたらす効果があるとされています。特に、人間関係の円滑化や恋愛関係の改善に効果的だとされています。また、その独特の色合いは"調和"を象徴し、男性性と女性性、善と悪、陰と陽など、両極のエネルギーのバランスを取るために使えると言われています。

歴史

 トルマリンは古くから宝石や治療石として用いられてきましたが、ウォーターメロン・トルマリンの特異な色彩は、比較的近代になってから認知されるようになりました。その美しい色彩とパワーストーンとしての効果から、現在では愛情を芽生えさせる効果があるとされ、失恋後や不安、対人関係を良くしたいという時に有効とされています。

伝承

 ウォーターメロン・トルマリンは、その美しい色合いから生命力や豊穣、そして愛情の象徴とされてきました。また、その色彩が人間の心を癒す力があるとも伝えられており、特に女性にとって大事なパワーストーンとされています。

その他

 ウォーターメロン・トルマリンは和名で電気石とも呼ばれます。化学式は(Na(Al,Fe,Li)3Al6(BO3)3Si6O18(OH)4)で、主に酸化アルミニウム、酸化ホウ素、酸化ケイ素などからなります。この化学式からはトルマリンの一種であることがわかります。モース硬度は7-7.5で、宝石としての堅さも持っています。