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7月12日の誕生石 ビキシバイト

7月12日の誕生石 ビキシバイト
ウィキペディアより

 ビキシバイトは、非常に稀な宝石であり、その美しい赤色はマンガンによるものです。エメラルドやアクアマリンと同じベリルの一種で、レッドベリルの別名でも知られています。ベリルの中でも最も希少性が高いビキシバイトは、アメリカ・ユタ州のワーワー鉱山でのみ産出されます。しかし、その採掘はコストの面から断念され、新たな採掘の予定も立っていません。その希少性から、ダイアモンドよりも高価で取引されることもあります。ビキシバイトのモース硬度は7.5から8で、衝撃には少々弱いです。

石言葉

 ビキシバイトの石言葉は「欲情を刺激」です。これは、その鮮やかな赤色が情熱や強烈な欲望を象徴することから来ています。また、この石が持つエネルギーが情熱的な愛情や関係を深める力を持つことを示しています。しかし、「欲情を刺激」は単に肉体的な欲望だけを意味するのではなく、人生における目標や野望に対する熱意や情熱をも刺激することを表します。

パワーストーンの効果

 ビキシバイトは、自己の欠点を認識し改善する助けとなるパワーストーンとして知られています。また、平等、恒星、誠実を表し、善良な思考と誠実な態度を身につけるための石とされています。精神的に成長したい人にとっては大きな効果があります。ビキシバイトを持つと、自身の周りの環境を浄化する力があるとも言われています。

歴史

 ビキシバイトは、アメリカ・ユタ州のワーワー鉱山で発見された宝石であり、その産出量の少なさから非常に希少な宝石とされています。この宝石は、初めて発見されたときからその美しさと希少性が評価され、高値で取引されることが多かったです。

伝承

 ビキシバイトには特定の伝説や神話は伝えられていませんが、その強烈な赤色は古来から情熱、愛、エネルギーの象徴とされてきました。これらの特性は、ビキシバイトの石言葉やパワーストーンとしての効果にも反映されています。

その他

 ビキシバイトの和名は緑柱石(ベリル)で、化学式はBe3Al2(SiO3)6、マンガンが色素となっています。その硬度は7.5から8と、ダイヤモンドに近い硬度を持つものの、衝撃には注意が必要です。ビキシバイトは非常に希少であるため、取り扱いには十分な注意が必要です。