7月12日の誕生石 ビキシバイト
ビキシバイトは、非常に稀な宝石であり、その美しい赤色はマンガンによるものです。エメラルドやアクアマリンと同じベリルの一種で、レッドベリルの別名でも知られています。ベリルの中でも最も希少性が高いビキシバイトは、アメリカ・ユタ州のワーワー鉱山でのみ産出されます。しかし、その採掘はコストの面から断念され、新たな採掘の予定も立っていません。その希少性から、ダイアモンドよりも高価で取引されることもあります。ビキシバイトのモース硬度は7.5から8で、衝撃には少々弱いです。
石言葉
ビキシバイトの石言葉は「欲情を刺激」です。これは、その鮮やかな赤色が情熱や強烈な欲望を象徴することから来ています。また、この石が持つエネルギーが情熱的な愛情や関係を深める力を持つことを示しています。しかし、「欲情を刺激」は単に肉体的な欲望だけを意味するのではなく、人生における目標や野望に対する熱意や情熱をも刺激することを表します。
パワーストーンの効果
ビキシバイトは、自己の欠点を認識し改善する助けとなるパワーストーンとして知られています。また、平等、恒星、誠実を表し、善良な思考と誠実な態度を身につけるための石とされています。精神的に成長したい人にとっては大きな効果があります。ビキシバイトを持つと、自身の周りの環境を浄化する力があるとも言われています。
歴史
ビキシバイトは、アメリカ・ユタ州のワーワー鉱山で発見された宝石であり、その産出量の少なさから非常に希少な宝石とされています。この宝石は、初めて発見されたときからその美しさと希少性が評価され、高値で取引されることが多かったです。
伝承
ビキシバイトには特定の伝説や神話は伝えられていませんが、その強烈な赤色は古来から情熱、愛、エネルギーの象徴とされてきました。これらの特性は、ビキシバイトの石言葉やパワーストーンとしての効果にも反映されています。
その他
ビキシバイトの和名は緑柱石(ベリル)で、化学式はBe3Al2(SiO3)6、マンガンが色素となっています。その硬度は7.5から8と、ダイヤモンドに近い硬度を持つものの、衝撃には注意が必要です。ビキシバイトは非常に希少であるため、取り扱いには十分な注意が必要です。
7月の誕生石
7月の誕生石一覧
- アクアマリン(7月1日)
- バリスサイト(7月2日)
- ロック・クリスタル(7月3日)
- スター・ダイオプサイド(7月4日)
- プラチナ(7月5日)
- オプシディアン(インディアンの涙)(7月6日)
- スター・ローズ・クォーツ(7月7日)
- ミルキー・オパール(7月8日)
- デーパー・バゲッド・カット・ダイヤモンド(7月9日)
- カリフォルニアン・アイリス(7月10日)
- 半円真珠(7月11日)
- ビキシバイト(7月12日)
- クリソベリル結晶(7月13日)
- スリーカラー・フルオーライト(7月14日)
- 仏像真珠(7月15日)
- アジュライト(7月16日)
- 砂金(7月17日)
- レインボー・ムーンストーン(7月18日)
- ロードクロサイト(透明)(7月19日)
- アクアマリン・キャッツアイ(7月20日)
- モス・アゲート(7月21日)
- 黒勾玉(7月22日)
- ウォーターメロン・トルマリン(7月23日)
- 犬の歯形の真珠(7月24日)
- シェル(貝)(7月25日)
- 枝珊瑚(7月26日)
- メレー・ダイヤモンド(7月27日)
- 涙型液体インクルージョン内包赤色スピネル(7月28日)
- ブラック・オパール(7月29日)
- ヘリオドール(7月30日)
- レッド・ジルコン(7月31日)