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8月10日 ブレーキパットの日

ブレーキパットの日

 8月10日はブレーキパットの日。命に関わる大切な部品のブレーキパット、ブレーキシューの残量を確認する日とするために、オートバイ用、自転車用のブレーキパット、ブレーキシューなどを製造販売するタカラ株式会社が制定し、日本記念日協会が認定した。

 日付は、「ブレーキ(8)(10)」の語呂合わせから、8月10日とした。

 1年に1回はブレーキの点検を心がけ、安心して安全に乗り物に乗って欲しいとの願いが込められている。

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 ブレーキパッドは、自動車の安全運転において欠かせない部品のひとつで、車の減速や停止を可能にする重要な役割を果たしています。具体的には、自動車がブレーキをかける際、タイヤに連動して回転するブレーキディスク、別名ブレーキローターに対して圧力を加え、その摩擦力によって車両を減速させるシステムの一部です。

 ブレーキパッド自体は摩擦材料で構成されており、使用されるたびに少しずつ摩耗していきます。このため、一定期間ごとに交換が必要となり、一般的には車の走行距離が30,000kmを超えた頃、または厚みが約5mmになったタイミングでの交換が推奨されます。定期的な交換は、車両の安全性を保つために極めて重要です。

 ブレーキパッドの状態は、車の定期点検の際にもチェックされる項目の一つであり、点検を通じて交換の必要性が確認されます。また、ブレーキパッドの摩耗は、ブレーキ時の効果の低下や、異音の発生といった形でドライバーにも知らされることがあります。

 安全運転のためにも、ブレーキパッドの状態には常に注意を払い、必要に応じて交換を行うことが推奨されます。この小さな部品が、大きな安全を支える存在であることを忘れずに、愛車のメンテナンスを心がけましょう。

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