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4月7日 タイヤゲージの日

タイヤゲージの日
引用元:旭産業株式会社

 4月7日はタイヤゲージの日。管理されたタイヤの圧力の重要性と、正確なタイヤゲージを使用することをアピールするために、タイヤゲージを製造する旭産業株式会社が制定し、日本記念日協会が認定した。

 日付は、「タイヤの日(4月8日)」の前日をタイヤの圧力を計測する日として関心を持ってもらうという狙いから、4月7日とした。

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 タイヤゲージは、車両の安全運転と効率的な燃費を維持するために欠かせないツールです。この器具は、タイヤ内の空気圧を正確に測定し、必要に応じて調整するために使用されます。タイヤの空気圧は、車の走行性能に大きく影響するため、適正な空気圧の維持は非常に重要です。不適切な空気圧は、タイヤの摩耗を早めたり、事故のリスクを高めたりする可能性があります。

 タイヤゲージには、主にピストン式とブルドン管式の二種類の測定原理があります。ピストン式は、内部のピストンが空気圧によって動かされ、その移動量で空気圧を測定する方式です。一方、ブルドン管式は、空気圧によって金属パイプが変形し、その変形量で空気圧を測定するという原理に基づいています。ブルドン管式は測定精度が高いとされていますが、どちらのタイプもタイヤの空気圧管理には十分な機能を提供します。

 タイヤゲージの使用は、タイヤが完全に冷えた状態、つまり走行直後ではなく、静止状態で一定時間経過後に行うのが望ましいです。気温の変化によって空気圧が変動するため、季節の変わり目には特に注意が必要です。定期的な空気圧のチェックと調整は、タイヤの適切な状態を保ち、安全な運転を支えるために重要な役割を果たします。

 また、タイヤゲージの利用は、自動車だけでなくバイクや自転車にも適用され、各種車両の安全と性能の維持に貢献しています。簡単に取り扱え、お手入れも容易なため、運転者自身が日常的にメンテナンスを行うことができます。タイヤゲージは、車両の運転者にとって必携のツールであり、安全で快適なドライビングライフをサポートするために役立つアイテムです。

タイヤの空気管理

  1. 少なくとも月1回点検する。
  2. 必ず走行前の冷えた状態で測定する。
  3. 必ずタイヤゲージで正確に測定する。
  4. 新品タイヤは早めに点検する。
  5. スペアタイヤも忘れずに必ずチェックする。
  6. トラックなど復輪のある車両は必ず内外同じ空気圧に調整する。
旭産業HPより

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