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~今日は何の日?~

2月6日 フロスを通して歯と口の健康を考える日

 2月6日はフロスを通して歯と口の健康を考える日。歯ブラシだけで落ちる汚れは6割程度とも言われており、デンタルフロスのような歯の間の汚れを綺麗にする器具を合わせて使い、歯と口の健康を保つオーラルヘルスケアの重要性を多くの人に知ってもらうと、企業向けの歯科セミナーや子どもの歯科衛生教育プログラムなどを手がける株式会社Dental Defenseが制定し、日本記念日が認定した。

 日付は、フロ(26)ス」の語呂合わせから2月6日とした。

 株式会社Dental Defenseは、「全ての日本人が歯に対する不安をなくし、口元に自信を持てる社会をつくる」という理念のもとに創設された会社で、『世界基準の歯科医療を日本でも』というキャッチフレーズで、世界の歯科事情・科学的裏づけのある歯科情報の提供や歯の健康教育を行っている。

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 オーラルケアの重要性は、口腔内の健康を維持し、全身の健康にも寄与するために極めて高いとされています。オーラルケアは、歯や歯茎、舌などの口腔内のケアを指し、日常のブラッシングから、定期的な歯科検診まで幅広く含みます。

 まず、オーラルケアは虫歯歯周病の予防に直結します。適切なブラッシングとフロッシングによって、食べかすやプラークの除去ができるため、これらの疾患のリスクを低減できます。歯周病は、進行すると歯の喪失につながることもあるため、特に注意が必要です。

 また、口腔内の健康は全身の健康とも密接に関連しています。歯周病は心臓病や糖尿病といった全身の疾患との関連が指摘されることがあり、これらの疾患の管理にもオーラルケアが重要とされています。口腔内の細菌が血流に入り、他の部位に影響を及ぼすことがあるため、口腔内の清潔さを保つことが重要なのです。

 オーラルケアの重要性は、高齢者にも特に見られます。高齢者の場合、唾液の分泌が減少することで口腔内が乾燥し、細菌の繁殖が促進されることがあるため、定期的なケアが求められます。特に、入院や介護が必要な高齢者の場合、食事の摂取が困難になることもあるため、オーラルケアが栄養状態の維持にも寄与します。

 さらに、オーラルケアは、人々の社交生活における自信や満足度にも寄与します。口臭の予防、美しい歯並び、健康な歯茎などは、人々の笑顔やコミュニケーションに影響を与えるとされ、心の健康にもつながります。

 オーラルケアの重要性は、生涯にわたって追求されるべき健康の一環であり、日常の正しいケアと専門医の監督下でのケアが必要です。子供の頃からの正しいケアの習慣は、一生の健康の礎となると言えるでしょう。

記念日とかいろいろ