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8月10日 かっぱえびせんの日

 8月10日はかっぱえびせんの日。「かっぱえびせん」の美味しさを更に多くの人味わってもらうために、カルビー株式会社が制定し、日本記念日協会が認定した。

 日付は、(8)められない(10)まらない」の語呂合わせから、8月10日とした。

かっぱえびせんの豆知識

 かっぱえびせんは1964年に発売された。原料のえびは数種類をブレンドしており、頭から尻尾まで殻ごと全て入っている。

なぜカッパ?

かっぱえびせんの日

 元々カルビーは昭和20年代に人気だった漫画「かっぱ天国」のキャラクターが描かれた「かっぱあられシリーズ」を販売していた。「かっぱあられシリーズ」には「いかあられ」や「鯛の浜焼きあられ」といった商品があり、シリーズ最後の商品として「かっぱえびせん」は誕生した。その後河童の絵は無くなったが、名前だけは今も残っている。

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 かっぱえびせんは、1964年の東京オリンピック開催年に日本で誕生した、カルビー株式会社によって製造されているスナック菓子です。この製品は、生のエビを小麦生地に練り込んで作られることが特徴であり、独特の香ばしさとサクサクした食感が消費者に広く受け入れられ、発売以来、日本国内外で高い人気を誇っています。

 その製造過程において、キシエビ、サルエビ、アカエビ、ホッコクアカエビ(甘エビ)など、複数のエビ種をブレンドして使用していることが、かっぱえびせんの味の深みと品質を保つ秘訣です。エビの頭から尾までを殻ごと使用することで、カルシウムが豊富に含まれており、栄養価の高いスナックとしても知られています。

 また、「かっぱ」の名称は、昭和20年代に清水崑画伯によって描かれた人気漫画「かっぱ天国」からインスピレーションを得て名付けられました。この漫画の人気にちなみ、最初に「かっぱあられ」として商品化され、そのシリーズの最終製品として「かっぱえびせん」が登場しました。名前の由来となったかっぱのキャラクターは、今でも商品のシンボルとして親しまれています。

 製造工程においては、特有のサクサク食感を出すためにエビせんを香ばしく煎ること、さらに適量の油を吹き付けて味付けすることで、のどごしと舌触りをまろやかにしています。これらの工夫が、かっぱえびせんを他のスナックと区別する要素となっています。

 かっぱえびせんは、そのユニークな製法と長い歴史、世界中の多くの人々に愛される味わいで、スナック菓子市場において特別な位置を占めています。今後も革新を続けながら、世界中の消費者に愛され続けることを目指しています。

記念日とかいろいろ