カレンダーをめくってみれば
~今日は何の日?~

4月28日 職場での安全と健康のための世界デー

 4月28日は職場での安全と健康のための世界デーILOが制定した。
 英語名は、"World Day for Safety and Health at Work"。

 「労働安全衛生世界デー」と呼ばれることもある。

◆◆◆

 World Day for Safety and Health at Workは、毎年4月28日に祝われています。この日は、国際労働機関(International Labour Organization, ILO)が、労働者の安全と健康を促進することを目的として2003年に制定しました。また、同日には労働者が亡くなったり、負傷したり、病気になったりする事故や労働災害を追悼する国際労働者追悼の日(International Workers' Memorial Day)も祝われています。

 この記念日の重要性は、労働者の安全と健康を保護し、労働災害や職業病を防ぐことで、労働者の生活の質の向上や企業の生産性向上に寄与することにあります。労働者が安全で健康的な職場環境で働くことができれば、経済的な損失や社会的な影響を軽減することができます。

 World Day for Safety and Health at Workの目標は、労働者の安全と健康を保護するための法律や規制の整備、職場での安全対策の推進、労働災害や職業病の予防に関する意識の向上などです。

 この記念日には、各国や地域団体がさまざまな取り組みを行っています。例えば、労働者の安全と健康に関するセミナーやワークショップ、啓発活動、安全衛生に関する展示会などが開催されます。また、企業や労働組合、政府機関が連携して、労働者の安全と健康に関する取り組みを実施し、情報交換やベストプラクティスの共有を行っています。

 World Day for Safety and Health at Workを通じて得られる成果は、労働災害や職業病の削減、労働者の安全と健康に関する意識の向上、さらには法律や規制の改善や遵守が挙げられます。これらの取り組みは、労働者の生活の質や企業の生産性向上に寄与し、経済的な損失や社会的な影響を軽減することが期待されます

ILO

 "International Labour Organization"の略。日本語では国際労働機関。ILO憲章に記されている『永続的な世界平和は社会正義によってのみ得られる』という認識に立ち、世界の労働者の労働条件と生活水準の改善を目的とする国連最初の専門機関。1919年に設立された。

記念日とかいろいろ

国際デー