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4月2日　世界自閉症啓発デー

　4月2日は世界自閉症啓発デー。自閉症の啓発を目的として、2007年に国際連合が制定した。
　英語名は、"World Autism Awareness Day"。

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　World Autism Awareness Day（世界自閉症啓発デー）は、毎年4月2日に祝われています。この記念日は2007年に国連総会によって制定され、自閉症スペクトラム障害（ASD）に対する理解と認識を高めることを目的としています。

　この記念日の重要性は、自閉症の認識向上によって、自閉症スペクトラム障害を持つ人々への支援や理解が促進されることにあります。自閉症は、コミュニケーションや社会的スキル、行動に影響を及ぼす神経発達障害であり、自閉症スペクトラム障害を持つ人々は、日常生活や教育、職業訓練、社会参加において困難を経験することがあります。この記念日は、社会全体が自閉症スペクトラム障害に関する認識を高め、適切な支援が提供されるようになることを目指しています。

　World Autism Awareness Dayの目標は、自閉症スペクトラム障害に関する認識と理解を高め、社会がより包括的で寛容なものになることを促すことです。また、自閉症スペクトラム障害を持つ人々が充実した人生を送れるように、教育や支援サービスの向上も目指しています。

　推奨される取り組みには、啓発活動や教育プログラムの実施、専門家や家族によるサポートの提供、自閉症スペクトラム障害に関する研究や政策策定の促進、そして国際的な連携や協力を通じてベストプラクティスや知識の共有が含まれています。

自閉症とは

　「他者とのコミュニケーション能力に障害・困難」が生じたり、「特定の物事へのこだわりが強くなる」先天性の脳機能障害。国内には、重度の自閉症者はおよそ36万人。「アスペルガー症候群」「サヴァン症候群」などの知的障害を伴わない高機能自閉症者、つまり、比較的症状の軽い者まで含めると、およそ120万人いると言われている。また、男女比はおよそ4対1で大きな差があることが分かっている。