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~今日は何の日?~

8月19日 バイクの日

バイクの日

 8月19日はバイクの日。オートバイによる交通事故の増加を防ぐために、1989年に政府総務庁(現・内閣府)の交通安全対策本部が制定した。

 日付は、バイク(819)」の語呂合わせから、8月19日とした。

 全国自治体の交通安全対策室や地元警察は、この日を中心に、二輪車の安全運転講習会などを実施していく。また、二輪車の楽しさや利便性、有用性など、バイクライフの素晴らしさを、より多くの人に理解して貰うために、毎年7~9月の3ヶ月間をバイク月間として、 2000年7月にスタートした。以来、全国各地で数多くの活動を展開している。

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 オートバイは、原動機を搭載した二輪またはそれ以上の輪を持つ車両の総称であり、主に移動やレクリエーション、スポーツとして利用されています。日本では「自動二輪車」や「単車」とも呼ばれ、小型のものは「ミニバイク」と称されることもあります。国際的には「motorcycle」や「motorbike」と表現され、親しみを込めて「moto」と短縮されることもあります。

 オートバイの歴史は、1863年にフランスのルイ-ギヨーム・ペローが蒸気機関を動力とする二輪車を考案し、特許を取得したことに始まります。この蒸気機関二輪車は、1873年のウィーン万博に出品され、オートバイの原型とされています。日本においては、1902年にアメリカから輸入された「トーマス」ブランドのエンジン付き自転車が「モーターサイクル」として紹介され、1923年に月刊誌『オートバイ』の発行を皮切りに「オートバイ」という呼称が広まりました。

 現代のオートバイは多目的に使用され、通勤や商用、レジャー、モータースポーツなど様々な場面で活躍しています。技術の進展により、電動オートバイや燃料電池オートバイなど、環境に優しいモデルも登場しており、将来の交通手段としても期待されています。また、オートバイは個人の趣味としての魅力だけでなく、経済的な移動手段としても世界中で広く用いられています。

記念日とかいろいろ

省庁などが作った記念日