10月9日 糖尿病とこころの日
10月9日は糖尿病とこころの日。糖尿病とこころについて考える日とするために、島根県出雲市に事務局を置く糖尿病とこころ研究会が制定し、日本記念日協会が認定した。
日付は、「
研究会では糖尿病とその患者の心理に対する情報交換や研究を行い、糖尿病の専門医と精神科医を中心に、糖尿病治療に関わる看護師、栄養士などのスタッフが参加して、糖尿病患者のこころへのアプローチを検討している。
◆◆◆
糖尿病は、慢性的な代謝疾患であり、治療と病状管理が生涯にわたることから、患者の心理状態に深刻な影響を及ぼすことがあります。糖尿病の患者は、日々の血糖値の管理、適切な食事や定期的な運動、定期的な医療検査など、多岐にわたる自己管理が求められます。これがストレスや心理的な負担となり、精神的健康に影響を与えることがあります。
特に、糖尿病患者はうつ病を発症するリスクが高いと報告されています。これは、慢性病のプレッシャーや、時には限定された食事や活動による生活の制限が、気分の低下を引き起こすからです。また、血糖値の不安定さが直接的に気分変動に影響を与えることもあります。
さらに、自己効力感の低下、つまり自分の健康状態をコントロールできていると感じられないことも、糖尿病患者が直面する心理的課題です。これは患者が自己管理に対する自信を失い、治療への無関心や非協力的な態度につながる可能性があります。
これらの心理的な問題に対処するためには、医療提供者による適切なサポートが重要です。カウンセリングや心理療法を提供することで、患者の感情を管理し、糖尿病と共に生きるための適応戦略を学ぶことが助けになります。また、サポートグループや教育プログラムに参加することも、患者が情報を共有し、お互いを励ます機会を提供します。
記念日とかいろいろ
10月の年中行事など
10月の記念月間など
10月の記念週間など
10月9日の記念日
病気の記念日
- 世界がんの日(2月4日)
- ばい菌ゼロの日(2月10日)
- 世界リンパ浮腫の日(3月6日)
- 子宮体がんの日(3月9日)
- 未病の日(3月20日)
- 世界ダウン症の日(3月21日)
- 世界結核デー(3月24日)
- 世界自閉症啓発デー(4月2日)
- 子宮頸がんを予防する日(4月9日)
- 新型インフルエンザ対策の日(4月13日)
- 小児がんゴールドリボンの日(4月25日)
- 世界マラリアデー(4月25日)
- 失語症の日(4月25日)
- 水俣病啓発の日(5月1日)
- ゴーシェ病の日(5月4日)
- キッズの日はキズケアの日(5月5日)
- HAE DAY(5月16日)
- IBDを理解する日(5月19日)
- 難病の日(5月23日)
- 摂食嚥下障害克服のためのゴックンの日(5月9日)
- むずむず脚症候群の日(6月2日)
- 水虫治療の日(6月4日)
- ロコモ予防の日(6月5日)
- むち打ち治療の日(6月7日)
- 緑内障を考える日(6月7日)
- 国際アルビニズム(白皮症)啓発デー(6月13日)
- 認知症予防の日(6月14日)
- 世界献血デー(6月14日)
- がん支えあいの日(6月21日)
- ドラベ症候群の日(6月23日)
- らい予防法による被害者の名誉回復及び追悼の日(6月22日)
- 日本重症筋無力症の日(6月2日)
- 世界肝炎デー(7月28日)
- 血管内破砕術(IVL)の日(8月31日)
- 骨盤臓器脱 克服の日(9月9日)
- 大腸がん検診の日(9月1日)
- ライソゾーム病の日(9月22日)
- 「医療的ケア児・者」支援の日(9月18日)
- かぜ備えの日(9月29日)
- 乳がん検診の日(10月1日)
- ALDの日(10月2日)
- 糖尿病とこころの日(10月9日)
- 世界血栓症デー(10月13日)
- 医療用ウィッグの日(10月19日)
- 床ずれ予防の日(10月20日)
- 世界糖尿病デー(11月14日)
- 口腔がん検診の日(11月15日)
- 難聴ケアの日(11月3日)
- 世界エイズ・デー(12月1日)
- 肝炎医療コーディネーターさんありがとうの日(12月3日)