5月5日 キッズの日はキズケアの日
5月5日はキッズの日はキズケアの日。外傷(ケガ)などによってできるキズ、またその傷跡の治療には創傷外科専門医・形成外科専門医がいることを広く知らせるのが目的。専門医が治療(ケア)することで、よりきれいに短時間に治すことが期待できる。一般社団法人日本創傷外科学会と一般社団法人日本形成外科学会が制定し、日本記念日協会が認定した。
日付は、ケガをしやすいのがこども(キッズ)であることから、キッズとキズの連想で「こどもの日」と同じ5月5日とした。
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キズの治療と管理には、その種類や深さ、そして原因に応じた多様なアプローチがあります。日常生活で遭遇する可能性のある主なキズの種類には、切創、擦過創、打撲創、刺創などがあり、これらはそれぞれ異なる原因によって発生します。例えば、鋭利な物体による切り傷や、摩擦によるすり傷、強い衝撃による打撲傷、尖った物体による刺し傷などがあり、それぞれ適切な処置が必要です。
キズの治癒には、適切な湿潤環境の維持が重要であり、現代の創傷治療では、この原則に基づいた多様な治療法が採用されています。外用療法、創傷被覆材を用いた被覆療法、手術療法、陰圧閉鎖療法などがそれにあたり、キズの状態や深さ、感染の有無に応じて選択されます。
また、キズの消毒に関しては、過去には積極的に行われていましたが、現在では消毒薬が治癒過程に悪影響を及ぼす可能性があることから、感染のリスクが高い場合を除き、積極的な消毒は行われない傾向にあります。キズの清潔を保ち、適切な治療を行うことで、最適な治癒環境を提供することが、傷跡を最小限に抑える鍵となります。
このように、キズの適切な管理と治療は、その種類や原因、そして個々のキズの特性を理解し、適切な治療法を選択することによって、効果的に行われます。キズの治療に関する知識と理解を深めることで、私たちはより迅速で効果的な回復を目指すことができるのです。
記念日とかいろいろ
5月の記念月間など
5月の記念週間など
5月5日の記念日
病気の記念日
- 世界がんの日(2月4日)
- ばい菌ゼロの日(2月10日)
- 世界リンパ浮腫の日(3月6日)
- 子宮体がんの日(3月9日)
- 未病の日(3月20日)
- 世界ダウン症の日(3月21日)
- 世界結核デー(3月24日)
- 世界自閉症啓発デー(4月2日)
- 子宮頸がんを予防する日(4月9日)
- 新型インフルエンザ対策の日(4月13日)
- 小児がんゴールドリボンの日(4月25日)
- 世界マラリアデー(4月25日)
- 失語症の日(4月25日)
- 水俣病啓発の日(5月1日)
- ゴーシェ病の日(5月4日)
- キッズの日はキズケアの日(5月5日)
- HAE DAY(5月16日)
- IBDを理解する日(5月19日)
- 難病の日(5月23日)
- むずむず脚症候群の日(6月2日)
- 水虫治療の日(6月4日)
- ロコモ予防の日(6月5日)
- むち打ち治療の日(6月7日)
- 緑内障を考える日(6月7日)
- 国際アルビニズム(白皮症)啓発デー(6月13日)
- 認知症予防の日(6月14日)
- 世界献血デー(6月14日)
- がん支えあいの日(6月21日)
- ドラベ症候群の日(6月23日)
- らい予防法による被害者の名誉回復及び追悼の日(6月22日)
- 世界肝炎デー(7月28日)
- 骨盤臓器脱 克服の日(9月9日)
- 大腸がん検診の日(9月1日)
- ライソゾーム病の日(9月22日)
- 乳がん検診の日(10月1日)
- ALDの日(10月2日)
- 糖尿病とこころの日(10月9日)
- 世界血栓症デー(10月13日)
- 医療用ウィッグの日(10月19日)
- 床ずれ予防の日(10月20日)
- 世界糖尿病デー(11月14日)
- 口腔がん検診の日(11月15日)
- 難聴ケアの日(11月3日)
- 世界エイズ・デー(12月1日)