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11月1日 深川!マイ・米・デー

 11月1日は深川!マイ・米・デー。農家の方々が一年間苦労して生産されたお米の収穫に感謝して、美味しい深川産のお米を味わってもらいたいとの思いを込めて、北海道深川市が制定し、日本記念日協会が認定した。

 日付は、新米の収穫を終えた頃であることと、第1回深川農業まつりが開かれた日(1977年(昭和52年)11月1日)から、11月1日とした。

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 深川市は北海道の重要な米生産地域の一つであり、特に「ゆめぴりか」「ななつぼし」「ふっくりんこ」といった品種が栽培されています。これらの品種は、日本穀物検定協会による食味ランキングで特Aを受賞するなど、その品質の高さが認められています。深川市の米は、その甘みと粘りが特徴で、おかずがなくてもそのままで楽しめるほどの味わいがあります。

 深川市では「地産地消」の推進を図るため、「深川!マイ・米・デー」という記念日を設けています。この日は、毎年11月1日に設定され、新米の収穫を祝い、地元産の米を消費することを促進するイベントが行われます。この取り組みは、市民だけでなく市外の人々にも深川産米の魅力を広く伝えることを目的としており、地元の農家を支援するという大きな意味も含まれています。

 深川市の農業は、持続可能な方法での米作りにも注力しています。市は化学肥料や化学合成農薬の使用を大幅に減らした特別栽培米の生産を推進し、消費者に安全で安心なお米を提供することを心掛けています。また、最新鋭の設備を備えた精米施設や穀物乾燥調製貯蔵施設を活用し、消費者には常に「精米したて」のお米を届けることを可能にしています。

 このように、深川市では地元産米の品質向上と消費拡大に向けた様々な施策を展開しており、そのお米は地元はもちろん、広く全国の多くの人々に愛され続けています。深川市の米は、ただの食材ではなく、地域の文化や経済、環境に配慮した持続可能な農業の象徴として、これからも大切にされるでしょう。

記念日とかいろいろ

地方自治体が作った記念日